水泡庵 うたかたくしもの
  •  数列陶

  • 数列を応用して、色土と白土の配合比を決め、何段階かの色の層を作ります。
    それを用いて様々な表情を持った作品を作ります。
    専らフィボナッチ数列を使い、他に等差数列、三角関数正弦比、調和数列を使うこともあります。


    (画像はクリックすると拡大します)

恵那、東京、名古屋、京都、4つの場所でそれぞれ発表した作品。

表題「とこめずら」

漢字だと「常珍」と書き、
「常に新鮮だ。いつも愛らしい」(小学館古語大辞典、同大辞泉、同日本国語大辞泉)
「常に新鮮で古びないこと」(岩波広辞苑)
という意味。

上の段に50音、下段にいろはを当てはめ、
「と」「こ」「め」「す」「ら」に当たる部分を三角または丸い陶板にしてある。
さらに色の濃い順に「と」「こ」「め」「す」「ら」としてある。

表題「ひかりさとり」

12月8日は仏教では「ろうはち」と呼ばれ、重要な日である。
(臘月8日、ろうげつようかをろうはちと略す)
難行苦行では悟りは得られないと感じた釈迦は、村娘スジャータの乳糜(牛乳で作ったかゆ)の布施を受け、
気力の回復を図って、ピッパラ樹の下で観想に入った。
12月8日の朝、東の空に一際美しく輝く明けの明星を見て、忽然と悟りをひらいた。
(悟りを菩提ともいい、ピッパラはその後菩提樹と呼ばれるようになった)

12個と8個の枠に囲まれた12×8個の陶板は上部48個と下部48個にわけ、
上はいろは48文字のうち「ひかり」の文字に金色を、下は50音順のうち「さとり」の文字に銀色をほどこした。

円周率千桁

円周率3.1415・・・と、千桁を陶板で表してします。
フィボナッチ数列を応用して9段階の色の層を作り、それに1~9の数字を当てはめます。
何も無い所(黒)は0です。
赤土、黒土、青土の三つの系列を作り、0が出る度に色を替えています。

赤い黄金分割比 青い自然対数 黒い円周率
フィボナッチ数列を応用して九段階の色の層を作り、
それに1~9の数字を当てはめます。何も無い所は0です。
黄金分割比1.6180・・・ 自然対数2.7182・・・
円周率3.1415・・・と、各100桁を陶板で表しています。

 数列陶時計